木工DIYには必須の丸ノコ

パワーとスピードで直線切りを行う丸ノコ、木工には必須の道具です。各メーカーのいろいろな機種がありますが、基本はだいたい同じです。使い方を簡単に説明します。

丸ノコベース

切り込み深さ

丸ノコベースを動かすことによって切り込み深さを変えることができます。深さを板厚よりも少なくすれば溝堀加工になります。

角度切り

丸ノコベースの角度を変えて、角度切りをすることができます。

ガイド

丸ノコに取り付けて使うガイドです。付属の金具に細い角材をネジ留めしたものです。

丸ノコベースの所定の位置にガイドを差し込み、固定します。

切断する板の左側面にガイドを当てて使用します。

ロックボタン

通常使用時は、トリガー(スイッチ)を握れば起動し、離せばトリガーが戻りOFFになりますが、ロックボタンを押しながら握ると指を離してもトリガーが戻らず、常時ONの状態になります。丸ノコスタンドに刃を上向きに固定して、テーブルソーのように使用する場合などに便利です。フットスイッチに接続して足でON・OFFを切り替えるなどすれば安全です。

丸ノコスタンド

丸ノコスタンドと作業台の高さが合うように土台を設置し、丸ノコスタンドの裏側に丸ノコを金具で固定します。

丸ノコを取り付けたスタンドを作業台横に併設し、動かないように固定します。刃の回転方向と木材送り方向を間違えないよう注意が必要です。

フットスイッチ

上のように丸ノコスタンドで使用する場合は、丸ノコのロックボタンを使用し、常時ONの状態にするため、別で操作できるスイッチが必要になります。下の画像のものがフットスイッチで、白のコンセント部に丸ノコの電源コードを挿し、それを壁のコンセントに挿して使います。オレンジの部分がスイッチで、床に置き、足で踏んで操作します。いちいち丸ノコ本体のスイッチを触らずにON・OFFが切り替えられます。

チップソー交換

切れ味が悪くなってきたらチップソーを交換します。ストッパーのレバーを押し込みながらボルトを外し、刃を押さえているフランジを外します。機種によって使用できるチップソーのサイズが決まっていますので注意が必要です。

ラベルにチップソーの使用可能サイズが記載されています。例えばこの機種でしたら、160ミリから165ミリのものを使用しなければなりません。

きれいに切断でき、作業効率も上がり、非常に便利な道具ですが布や紐状のものは巻き込む危険性もありますので充分注意して使用しましょう。

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