DIY ノコギリ
ゼットソー
初心者からプロまで使用するノコギリのスタンダード、ゼットソー。岡田金属工業所という会社の営業部門として設立されたゼット販売(株)が扱っているノコギリですが、多くの方は会社名を知らずに使っているのではないでしょうか。というのもホームセンターに行けばゼットソーがずらっと並んでおり、しかも手頃な価格なので自然と手に取ってしまうからです。
ただ、いろいろありすぎてどれにすればいいか迷うかもしれません。ノコギリは、木の繊維に対して平行に切る場合は縦引き刃、繊維に対して直角、つまり繊維を切断する方向に切る場合は横引き刃を使うのが基本ですが、DIYでそれを使い分けるのは大変です。そこで、縦・横・斜切り対応で、切断方向を選ばないと書かれている「ゼットソーⅢ265」がお勧めです。
お勧めの理由は、手ごろな価格で切れ味がいいというのはもちろん、なんと言ってもノコ刃が簡単に交換できるという点です。
ゼットソー:ノコ刃の外し方
ノコ刃を取り外すときは、ノコ刃の背が下側になるように持って、柄の端を打ちつけます。何度か繰り返せば簡単に外れます。
ゼットソー:ノコ刃の取り付け方
替え刃を取り付けるときは、ノコ刃の背が上側になるように持って柄の端を打ちつけます。ノコ刃が柄の金具にしっかり収まるまで打ちつけます。ちなみに下の画像は、柄の金具が浮いているのでまだしっかりはまっていない状態です。
手ノコでまっすぐ切断するには
手ノコでまっすぐ切るのはなかなか難しいのですが、オンラインで切るのではなく、引いた線が常に見えるように線のギリギリ右側(右利きの場合)を切断していくのがこつです。
切り始めは、右利きの場合、左手親指の爪をガイドにしてノコギリを前後にゆっくり動かし、少し切り込みが入ったら指をどけて大きく動かします。押すときはノコギリを戻すだけで、引くときに切り進みます。
このように線を残すように切断すれば、多少ぶれても後でサンドペーパーで補修して切断面をならすことができます。
ただ単純にまっすぐ切断するだけでしたら丸ノコや、スライド丸ノコの方が圧倒的にきれいにまっすぐ切れますが、手ノコに慣れておくと、下の画像のようなほぞや相欠き継ぎの加工など、切断ではなく途中で止める加工ができるようになりますので、DIYの幅がぐんと広がります。
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