動画編集には高機能フリーソフトのAviUtl

2020-03-08

ビデオカメラだけでなく、デジカメやスマホで動画を撮影することも多いかと思います。ただ、そのままでは不必要な部分も多く、必要な部分だけを切り取ったり、また文字を入れたりなどいろいろと編集したくなるものです。編集するためにパソコンに読み込むのですが、ファイル形式が様々です。androidならmp4、iphoneならmovなど、他にもいろんな種類の形式の動画ファイルが存在します。そこで、高機能な動画編集フリーソフト「AviUtl」(エーブイアイユーティーエル)を使用したいと思います。

AviUtl 本体ダウンロード

まずは「AviUtl」をパソコンにインストールします。AviUtlのお部屋が公式サイトになっておりますのでそちらを開き、ダウンロードの欄から最新のバージョンをクリックしてダウンロードします。

ダウンロードしたファイルを展開するだけで完了です。 同梱のテキストファイルにはAviUtlの詳細が記載されています。 アプリケーションのアイコンをダブルクリックすれば起動できますが、ここではまだ起動せず、次の手順に移ります。

拡張編集Plugin ダウンロード

次に、同じページのダウンロード欄内、拡張編集Pluginの一番上のファイルをクリックしてダウンロードします。

ダウンロードしたzipファイルをクリックして展開し、表示されたファイルをすべて選択右クリック「コピー」または「切り取り」をクリックします。

aviutl本体があるフォルダ内を右クリックし、「貼り付け」をクリックします。

本体と同じ階層に、下のようにファイルが並びます。

L-SMASH Works ダウンロード

まだこのままではiphoneの動画ファイル形式であるmovファイルや、その他さまざまな動画ファイルが読み込めません。別途「L-SMASH Works」という プラグインを導入する必要があります。こちらのページのダウンロード欄から、一番上の最新版をクリックしてダウンロードします。

ダウンロードしたzipファイルを解凍すると、下のようになります。

この中の一番下「Readme」というテキストファイルを開くと下のように記載されています。

Aviutl本体を解凍したフォルダ内にそのまま貼り付けてもいいのですが、分かりやすくするために”plugins”フォルダを作成しその中に貼り付けたいと思います。本体を解凍したフォルダ内の空欄を右クリックし、「新規作成」「フォルダー」をクリックします。

フォルダー名を「plugins」と入力します。

Readmeテキストファイルに記載されている4つのファイルを選択し、「コピー」をクリックします。

先ほど作成した”plugins”フォルダを右クリックし、「貼り付け」をクリックします。

下のように、”aviutl110”フォルダ内の”plugins”フォルダの中に4つのファイルが貼り付けられました。

exedit.ini にファイル形式を追記

次に、”exedit.ini”というファイルを書き換えてプログラムにmovファイルやその他ファイルを認識させる必要があります。歯車アイコンのファイルですが、拡張子が表示されていない場合は、エクスプローラーの上部、「表示」タブをクリックし、「ファイル名拡張子」を付けます。

拡張子が表示されたら、exedit.iniというファイルをクリックしてエクスプローラーのプレビュー画面を見ると、やはりmovやその他数種類のファイル形式がありません。また、mpgはありますが、mpegはありません。ですので追記します。

下の破線の中のテキストをすべて選択し、右クリックコピーします。

.mkv=動画ファイル
.mkv=音声ファイル
.mpeg=動画ファイル
.mpeg=音声ファイル
.wma=動画ファイル
.wma=音声ファイル
.wmv=動画ファイル
.wmv=音声ファイル
.f4v=動画ファイル
.f4v=音声ファイル
.m4v=動画ファイル
.m4v=音声ファイル
.mts=動画ファイル
.mts=音声ファイル
.m2ts=動画ファイル
.m2ts=音声ファイル
.mov=動画ファイル
.mov=音声ファイル
.mod=動画ファイル
.mod=音声ファイル
.asf=動画ファイル
.asf=音声ファイル
.3gp=動画ファイル
.3gp=音声ファイル
.ts=動画ファイル
.ts=音声ファイル
.ogg=音声ファイル
.aac=音声ファイル
.gif=動画ファイル 

exedit.iniファイルをダブルクリックするとメモ帳が起動しますので、 “.txt=テキスト"の下の行を右クリック貼り付けます。

貼り付けたら「ファイル」「上書き保存」をクリックします。

以上で準備完了です。AviUtl 本体を起動すると下の画面が表示されます。

いよいよ動画を読み込んで編集作業に入ります。そちらは次の記事で。

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