GIMP グラデーション
画像編集を行うときに、グラデーションを使うとより雰囲気のいいおしゃれな感じになったりします。GIMPでは、様々なグラデーションパターンがデフォルトで用意されています。
「ファイル」、「新しい画像」をクリックします。
サイズを入力し、「OK」をクリックします。白色のキャンバスになります。透明のキャンバスにしたい場合は、詳細設定をクリックし、背景透明を選択します。
ツールボックス内、「ブレンド」ボタンをクリックします。
ツールボックスの下、ツールオプション内「グラデーション」ボタンをクリックします。 いろいろなグラデーションパターンが表示されるので選択します。
また、右サイドの操作パネル、下段のドック内に、グラデーションタブがあります。連動しているので、そちらで選択しても同じです。
また、タブ右側の「タブ設定ボタン」をクリックし、「並べて表示」をクリックすると、
下の画像のように、より見比べやすくなります。
※グラデーションタブは、初期状態で右ウィンドウ下段のドックにありますが、もし無い場合は「ウィンドウ」、「ドッキング可能なダイアログ」、「グラデーション」をクリックすれば独立したウィンドウで開きますのでドック内にドラッグすればドッキングできます。詳細はこちらでも記載しております。
グラデーションパターンが決まったら、次は、「形状:」の▼をクリックし形を選択します。
まずは線形で描画してみます。マウスでドラッグするだけで描画されます。ドラッグの長さと方向で調整します。キャンバス下に表示されている座標を見ながら微調整すると、よりバランスよく描画できます。
チェック模様の入ったパターンは透明部分を含むので、重ねて描画することができます。
グラデーションパターンの中に、「Square Wood Frame」というのがあります。4辺にドラッグすると、その名の通り木枠のようになりますので、別画像の上に配置して額縁とすることもできます。
上の画像のようにきれいな額縁にするには、4辺ともドラッグの長さを同じにする必要があります。また、ドラッグの方向も水平垂直にしなければなりません。いずれも、キャンバス左下に表示されている座標を見ながらドラッグします。CTRLを押しながらドラッグすることにより15度ごとに動きますので、水平、垂直ドラッグがしやすくなります。
また、グラデーションパターンを繰り返し表示することができます。「反復:」の▼をクリックすると、反復しない・ノコギリ波・三角波の三つの選択肢があります。それぞれ下の画像のような感じになります。
その他、オフセットはグラデーションがかかる部分の幅の調整ができますし、チェック模様がないパターンでも不透明度のバーを調整することで透明にすることもできます。
さらに、グラデーションダブの下部には新しいグラデーションの作成ボタンがありますので、オリジナルのグラデーションパターンを作成することもできます。
このように、ツールオプションには様々な設定項目があり、またオリジナルを作成することもできますので無限のグラデーションパターンが描画できます。
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